夏の終わりに、ただいまと言える食卓。気取らない週末のごちそう。

こんにちは。
ミカ | 心とからだを整える、週末の台所へようこそ。

窓から入る風が、少しだけ秋の気配を運んでくるような、そんな日の夕暮れどき。なんだか少しだけ、からだが重たいなと感じることはありませんか。

季節の変わり目は、知らず知らずのうちに心やからだに疲れが溜まりがち。そんな日こそ、温かい湯気の立つ食卓が、こわばった心をそっと解きほぐしてくれるような気がします。

イラスト

特別なごちそうを作る気力はないけれど、何かやさしいものを食べたい。そんな気持ちに寄り添ってくれるのが、夏の終わりに食べる、ひと工夫した素麺の献立です。

夏の終わりの家庭料理が並ぶ食卓。そうめん、レタスとひき肉の卵炒め、スープ、副菜が並んでいる。

つるりとした喉越しの素麺は、もちろんそれだけでも十分。でも、冷蔵庫にあるお野菜やお肉をさっと炒めたものを添えるだけで、食卓はぐっと豊かな表情を見せてくれます。

この日は、レタスとひき肉を甘辛いお醤油でじゅわっと炒めて、仕上げに溶き卵をふんわりと絡めました。シャキシャキの食感が残るレタスに、お肉の旨味と卵のやさしさが合わさって、素麺との相性もぴったりなんです。

ことこと煮込んだ野菜スープは、くたくたになった大根とにんじんが、じんわりと体に沁みるような味わい。箸休めには、ポリポリと小気味よい音を立てるきゅうりの浅漬けと、オクラのおひたしを少し。

イラスト

頑張って品数をたくさん作らなくても、手の込んだ料理に挑戦しなくても、これで十分。今あるもので、今の自分が心地よいと感じる食卓を整える。そんな気取らないごはんが、いちばん心とからだを満たしてくれるのかもしれません。

気負わずに、まずは温かいお汁物からひと口。ゆっくりと、自分のための時間を味わってみませんか。

—-

慌ただしい毎日の中で、つい後回しにしてしまいがちな自分の心とからだ。でも、こうして食卓に向かう時間は、自分自身を大切に労わるための、ささやかだけれど欠かせない時間なのだと、湯気の向こうにぼんやりと考えた夜でした。


ミカ | 心とからだを整える、週末の台所

コメント

タイトルとURLをコピーしました