なんだか無性にお腹が空いてしまう、そんな日がありますよね。ある晴れた日、冷蔵庫の中を眺めながら、今日のランチはちょっと特別なものにしようと思いつきました。
主役は、昨日からしっかり下味を漬け込んでおいた鶏肉で作る、特製の唐揚げ。それから、買い置きしてあったミートソースを使ってパスタも食べたくなりました。洋食と和食、ふたつの主役をワンプレートに盛り付けたら、きっと楽しい一皿になるはずです。

私が作ったのは、なんとも珍しい組み合わせの「ミートソースと唐揚げのランチ」。洋食の定番スパゲッティと、和のお惣菜の代表格である唐揚げが、ひとつのお皿に乗っているなんて。どんな味わいになるんだろうとワクワクしながら、手際よく準備を進めます。

お皿の上には、湯気の立つミートソーススパゲッティと、こんがり揚がった唐揚げがひとつ。それに、冷蔵庫にあった野菜でさっと作った、優しい味わいのスープを添えました。
まずはミートソースをぱくり。ひき肉と野菜をコトコト煮込んで作ったソースがパスタによく絡みます。どこか懐かしさを感じる、ほっとする味です。
そして、お待ちかねの唐揚げ。衣はさっくり、中のお肉は柔らかく、じゅわっと旨みが口の中に広がります。下味がしっかりついているので、これひとつでご飯が何杯でも食べられそう。自分で揚げたからこその、格別の美味しさです。
スパゲッティを食べて、唐揚げをかじって、スープで一息ついて。不思議な組み合わせに思えたけれど、これが実によく合うのです。まるでお子様ランチの主役たちが、大人向けにボリュームアップして再会したような、ささやかな幸福感に包まれました。

食べ終わる頃には、お腹も心もすっかり満たされていました。
日常の中にある、ささやかな喜び。それは、自分の手で美味しいものを作れた時の達成感であったり、好きなものを気兼ねなく味わう時間であったり。この日のランチは、そんな普段着の幸せを、しみじみと感じさせてくれるひとときでした。
レシピ:唐揚げ
材料(2人分)
- 鶏もも肉… 1枚(約250g)
- (A)醤油… 大さじ1.5
- (A)酒… 大さじ1
- (A)おろししょうが… 小さじ1
- (A)おろしにんにく… 小さじ1/2
- 片栗粉… 大さじ3
- 揚げ油… 適量
作り方
- 鶏もも肉は余分な筋や脂肪を取り除き、一口大に切る。
- ポリ袋に鶏肉と(A)を入れ、袋の上からよく揉み込む。空気を抜いて口を閉じ、冷蔵庫で30分以上漬け込む。
- 揚げる直前に、2の鶏肉に片栗粉をまんべんなくまぶす。
- フライパンに油を2cmほどの高さまで入れて170℃に熱し、3を皮目を下にして入れる。3〜4分揚げてきつね色になったら裏返し、さらに2〜3分揚げる。
- 中まで火が通ったら、油をよく切って取り出す。
調理時間の目安: 約20分(漬け込み時間を除く)
おいしく作るコツ: 下味をしっかり揉み込んで漬け込むことで、お肉が柔らかくジューシーになります。揚げる直前に片栗粉をまぶすと、衣がサクッと仕上がります。


コメント