雨上がりのご褒美に。心ほどける、私だけの和定食

なんだか空がご機嫌ななめな日、心も少しだけどんよりしてしまうこと、ありませんか。そんな日の午後に、ふと「おいしいものが食べたいな」と思い立ちました。

外に食べに行くのもいいけれど、今日はなんだか、自分だけのために、ゆっくりごはんを作る気分。エプロンをきゅっと結んで、大好きな台所に立つことにしました。

冷蔵庫をのぞきながら、「さて、何にしようかな」と考える時間も、また楽しいひととき。特別な材料なんてなくたって大丈夫。ありあわせの野菜と、冷凍してあった豚ひき肉。これで、心とからだが喜ぶ、とっておきの和定食を作ってみませんか。

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今日の主役は、揚げたての春巻きに決めました。ぱりっとした皮の中から、野菜の甘みと旨みがじゅわっとあふれる、あの感じが無性に恋しくなったんです。あとは、しゃきしゃき食感が楽しい野菜炒めを添えて。残り物のお野菜だって、立派な一品になるんですよ。

炊き立てごはんの湯気が立ちのぼる横で、小鉢をいくつか並べていきます。常備菜のきんぴらや、さっと茹でたお野菜の胡麻和え。派手さはないけれど、ひとつひとつに「おいしくなぁれ」の気持ちを込めて。自分だけのために整えるお膳は、なんだかとても贅沢な時間です。

春巻きと野菜炒めのヘルシーな和定食

まずは、揚げたての春巻きをひとくち。ぱりっ、と軽やかな音を立てた皮の中から、じゅわ~っと旨みのつまった熱々の餡がとろり。うん、これこれ!この味が食べたかったんです。しゃきしゃきとした歯ごたえが楽しい野菜炒めは、ごろっと入ったブロッコリーや厚揚げがいいアクセント。やさしい味付けが、じんわり体に沁みわたります。

ほかほかのご飯と、お豆腐がふるふると揺れる具だくさんのお味噌汁を交互にいただきながら、ゆっくりと時間をかけて味わいました。ああ、おいしい。その一言に尽きますね。

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お店でいただくような立派な定食じゃなくても、いいんです。冷蔵庫にあるもので、ささっと作ったこれくらいの定食が、今の私には一番のごちそう。頑張った自分を、そっと労ってあげるような、やさしい時間です。

特別な日じゃなくても、わたしたちには「ちゃんと、おいしいものを食べる」時間が必要です。それは、空っぽになった心の器を、温かいものでそっと満たしてあげるような行為なのかもしれません。

凝った料理じゃなくていい。誰かに見せるための食卓じゃなくていいんです。ただ、自分のために、心の声に耳を澄ませて、食べたいものをいただく。それだけで、また明日から、少しだけやさしい気持ちで過ごせる気がするのです。


レシピ:春巻き

材料(2人分)

  • 豚ひき肉… 100g
  • たけのこ(水煮)… 50g
  • にんじん… 1/4本
  • 干ししいたけ… 2枚
  • 緑豆春雨… 20g
  • 春巻きの皮… 6枚
  • (A)水… 100ml
  • (A)鶏ガラスープの素… 小さじ1/2
  • (A)醤油… 大さじ1
  • (A)砂糖… 小さじ1
  • (A)オイスターソース… 小さじ1/2
  • ごま油… 小さじ1
  • 水溶き片栗粉… (片栗粉 小さじ1、水 小さじ2)
  • 水溶き小麦粉(のり用)… 適量
  • 揚げ油… 適量

作り方

  1. 干ししいたけは水で戻してみじん切りにする。たけのこ、にんじんは細切りにする。春雨は熱湯で戻し、食べやすい長さに切る。
  2. フライパンにごま油を熱し、豚ひき肉を炒める。色が変わったら、にんじん、たけのこ、しいたけを加えて炒め合わせる。
  3. (A)を加えて煮立ったら春雨を加え、水溶き片栗粉を回し入れてとろみをつける。バットなどに広げて粗熱をとる。
  4. 具材が冷めたら6等分にし、春巻きの皮で包む。巻き終わりに水溶き小麦粉をつけてしっかりと留める。
  5. 170℃の揚げ油できつね色になるまで3〜4分揚げる。

調理時間の目安: 約30分

おいしく作るコツ: 具材の餡はしっかりと冷ましてから包むと、皮が破れにくくパリッと仕上がります。

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