こんにちは、ミカです。心とからだを整える、週末の台所へようこそ。
なんだか少し、心が疲れてしまったな。そんなふうに感じる週の終わりには、ことこと、時間をかけて煮物を作ってみませんか。
特別な材料は何もいりません。冷蔵庫にある根菜をごろごろと大きめに切って、お鍋に入れるだけ。ごぼうの土の香り、にんじんのやさしい甘さ、ほくほくの鶏肉。そして、味をじゅわっと吸い込んだお揚げさん。

お醤油とお砂糖、それから少しのお酒。味付けは、本当にそれだけで十分なんです。台所にふんわりと立ちこめる甘辛い香りに包まれていると、強張っていた肩の力が、すうっと抜けていくのを感じます。
煮物ができあがるまでの時間は、好きな音楽を聴いたり、読みかけの本をめくったり。そんなふうに、ただ静かに過ごす時間が、心をそっとほぐしてくれるのかもしれません。

この日の主菜は、そんな筑前煮。隣には、豚肉をさっと焼いたものを添えました。じゅっと焼ける音と香ばしい香りが、食欲をそっと呼び覚ましてくれます。
そして、炊き立てのつやつやしたごはんと、湯気の立つお味噌汁。日本の食卓の基本であるこの二つがあれば、それだけで満たされた気持ちになりますよね。

派手さはないけれど、ひとつひとつが体にじんわりと染みわたっていくような、そんな献立です。
品数をたくさん作らなくても、手の込んだ料理じゃなくてもいい。ただ、今日の自分のために、少しだけ時間をかけてあげる。そんな食卓が、明日への小さな力になってくれるような気がします。
ミカ | 心とからだを整える、週末の台所

コメント