冷蔵庫にあるもので、今夜はごちそう。心ほどける、ありものごはんのススメ

こんにちは、ミカです。
なんだか少しだけ気ぜわしい一日だったな、なんて思う夜、キッチンに立つのが少しだけ億劫に感じること、ありませんか。

そんな日は、無理に買い物には行かずに、そっと冷蔵庫の扉を開けてみます。「さて、今日の主役は誰にしようかな」なんて、小さな宝物をさがすような気持ちで。

イラスト

鶏もも肉のかけら、緑が愛らしいブロッコリー、きのこの残り。
これらを集めて、ことこと、やさしいクリームで煮込んであげます。部屋にふわりと広がるあたたかい香りに、強張っていた心が少しずつほどけていくようです。

きゅうりは、ぽんぽんと小気味いい音を立てるように叩いて、香ばしい胡麻と和え物に。冷凍庫の片隅で見つけたフライドポテトは、さっと揚げれば、なんだか特別な日のような気分にさせてくれます。

鶏肉とブロッコリーのクリーム煮、たたききゅうり、フライドポテト、お味噌汁が並んだ食卓

特別な食材がなくても、立派な献立でなくても、いいんです。
冷蔵庫にあるもので、今日の自分を労わる食卓は十分に作れるのだから。

イラスト

仕上げは、湯気が立ちのぼるお味噌汁。日本人でよかったな、なんて思う、ほっとする瞬間です。一品一品をゆっくりと味わえば、からっぽだった心とからだが、じんわりと満たされていくのを感じます。

「在庫処分」なんて言葉で呼んでしまうけれど、これはむしろ「宝物さがし」なのかもしれません。限られた選択肢の中から、今の自分を一番いたわってくれる一皿を組み立てていく。完璧な食卓でなくても、そこには確かなぬくもりと、自分だけの小さな物語が生まれる気がするのです。


ミカ | 心とからだを整える、週末の台所

コメント

タイトルとURLをコピーしました