ごうごうと炎を上げて。鰹が主役の、最高にシンプルなごちそう

こんにちは、ミカです。おうちでごはんを作っていると、旬の素材そのもののおいしさにハッとさせられる瞬間がありませんか?

先日、旅先の高知へ。「本場の鰹を味わうなら、やっぱり自分で焼いてみたい!」と思い立ち、藁焼き体験ができる場所へ向かいました。素材を自分の手で最高の状態に仕上げる…そんな食の原点に触れられるようで、もうわくわくが止まりません。

体験する場所では、ぱちぱち、ごうごう!と音を立てて、目の前で藁の炎が燃え盛っていました。そのすごい迫力に一瞬立ちすくんでしまったけれど、すぐにふわりと漂ってくる藁の香ばしい煙に、きゅーっとお腹が鳴ってしまいました。これはもう、おいしいに違いありません。

串に刺さった立派な鰹のさくを手に、教わった通りに炎の中へ。ごうごうと燃える炎の熱気を感じながら、鰹の皮目が「じゅっ」と音を立てて香ばしく焼けていくのが分かります。ほんの数秒のことなのに、ぱちぱちと燃える炎の色、藁の香り、肌で感じる熱気…五感が喜ぶ、忘れられない体験です。

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焼き立てあつあつの鰹は、すぐに切り分けてお皿に盛られていきます。目の前に現れたのは、主役のたたきを囲むように、つやつやのご飯、湯気の立つお味噌汁、そして箸休めにぴったりの小鉢がちょこんと並んだ定食。こういう素朴で丁寧なごはん、心からほっとしますよね。

厚切りの鰹のたたきを中心に、ご飯、味噌汁、小鉢が並んだ定食

厚切りにされた鰹は、表面はぱりっと香ばしく、中はしっとり美しい紅色。「まずはお塩でどうぞ」とすすめられ、ぱらりとお塩をふって、いざ一口。

口に入れた瞬間、ふわっと藁のいぶされた香りが鼻をくすぐり、噛むほどに鰹の力強い旨みがじゅわ~っと広がります。臭みなんてまったくなくて、あるのはただただ、濃い赤身のおいしさだけ。表面の香ばしさと、中のもっちりとした弾力のコントラストがたまりません。思わず「んー!」って声がもれちゃいました。

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あつあつのご飯と一緒に頬張れば、もう最高。これ以上の贅沢ってないかもしれません。凝ったソースも薬味もいらない、これだけで十分すぎるごちそうなんです。

本当に美味しいものって、実はすごくシンプル。旬の素材があって、それを一番おいしくするほんの少しの手間があればいい。そんな食の原点に立ち返らせてくれるような、心まであたたまる体験でした。たまにはこんな風に、素材とまっすぐ向き合ってみるのも素敵だと思いませんか?


ミカ | 頑張りすぎない、豊かな食卓

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