函館の夜風に誘われて。心ほどける、亜細亜的惣菜店のガパオ飯

こんにちは。ミカです。
なんだか少しだけ、心が疲れてしまったな、と感じる夜、みなさんは何を食べたくなりますか?

ある日の帰り道、いつもと違う道をふらりと歩いてみたくなりました。見慣れた街並みも、少し視点を変えるだけで新しい顔を見せてくれるから不思議です。そんな時、どこからかふわりと、食欲をそそるスパイシーな香りが漂ってきました。

香りに誘われるままに足を運ぶと、そこに小さなお店が灯りをともしていました。「亜細亜的惣菜店」という看板が、なんだかとても温かく感じられます。吸い込まれるように扉を開けると、そこはこぢんまりとしていながら、不思議と心が落ち着く空間でした。

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カウンターで注文を済ませ、席で待つ時間もまた心地よいもの。厨房から聞こえてくる、食材を炒めるじゅわっとした音や、立ちのぼる香りに、空っぽだったお腹がきゅるりと鳴ります。

ほどなくして運ばれてきた、一皿のガパオ飯。ほかほかと湯気の立つごはんの上で、鶏ひき肉が旨みを放ち、刻まれたピーマンの緑が目に鮮やかです。そして、主役の隣にちょこんと座る、半熟の目玉焼き。

木製のテーブルに置かれたガパオライスとキュウリの和え物、お味噌汁の定食

そっとスプーンを入れると、とろりとした黄身があふれ出して、ひき肉とごはんに絡んでいきます。ぱくりと頬張れば、ナンプラーの奥深い香りと、ピリリとした唐辛子の心地よい辛さ、そしてバジルの爽やかな風味が、口いっぱいにふんわりと広がりました。辛すぎず、甘すぎず、どこか懐かしいような、優しい味わいなんです。

夢中で食べ進めるうちに、凝り固まっていた心とからだが、じんわりとほぐれていくのを感じます。

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セットでいただいたハスの花のお茶が、火照った口の中をすっと鎮めてくれて、食後の余韻を穏やかなものにしてくれました。

毎日頑張って、丁寧に食事を用意することも素敵だけれど、時にはこうして、誰かが心を込めて作ってくれた一皿に身を委ねる夜があってもいい。完璧な食卓じゃなくても、こんな風に誰かの手によって作られた温かいごはんが、明日への小さな活力になることもあるんですよね。

頑張りすぎなくても、大丈夫。そう、背中をぽんと押してもらえたような、そんな温かい夜になりました。


ミカ | 心とからだを整える、週末の台所


店舗情報

亜細亜的惣菜店ガパオ飯
・住所: 日本、〒040-0035 北海道函館市松風町1−20
・地図: Google Mapsで見る

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